Q&A 投球スキル

球速アップ間違い無し!野球の投手(ピッチャー)で「体重移動」を進化させる3つのポイントを解説します!

ヘボ球くん
球速が速い投手はカッコいいっすー!僕も速い球が投げたいっす〜!
ヘボ球くんはピッチャーをやりたいのか!球速を上げる方法はいくつかあるけど、まず身につけて欲しいのは「体重移動」だ!
うま球くん
ヘボ球くん
体重移動って皆んながよく言うけど、どうしたらいいかわからないっすー!教えて欲しいっす〜。
確かになかなか明確な方法は教われないよな!じゃあ今回は投手が球速をアップさせるための体重移動について解説するぞ!
うま球くん
ヘボ球くん
お願いするっす〜!

野球で投手をして、速いボールを投げたい!という想いは誰しもが持ってると思います。ただ、それを実現するのは独学では難しいです。

また、球速を上げるといっても色んな方法があるので、何から手をつけていいかわからないと思います。

そこで今回は野球歴20年以上の私が、投手で球速を上げるために、まず初めに身につけるべきな体重移動について解説します!

こんな方におすすめ

    • 投手で速い球を投げたい
  • 練習しても球速が上がらず悩んでいる
  • すぐに球速をアップさせる方法を知りたい

体重移動は、投球で一番基礎となる動作なので、今回解説する内容を身につければ、必ず球速アップに繋がります。是非最後まで読んで、理想的な体重移動を身につけてください!

野球初心者必見!投手(ピッチャー)で球速が上がらない原因とは?

野球の投手は、止まっている状態から身体と地面を使って力を生み出し、その力をボールに伝えて投球します。

優れた投手の要素は、球速だけではなく、制球力、変化球、球のキレ、精神力など色々ありますが、球速アップを目指すのであれば、ボールをリリースする指先を如何に速く振れるかが鍵となります。

いくら指先を速く振れても、指に全く力が入ってなければ、ボールに力は伝わらないので、程よく力が入っている前提です。(リリースについては、また別の記事で解説します!)

指先を速く振るためには、以下の3つの要素が大きく関わっています。

球速アップのための要素

  • 身体の筋力
  • 投球フォーム
  • 体重移動

まず身体の筋力は、身体の可動域を狭めるほど付ける必要はないですが、筋力があった方が強い力が出せるので、球速アップに繋がるのはイメージ頂けると思います。

筋力が無いと、指先を速く振るための力が生み出せず、球速が上がらない原因になります。

次に、正しい投球フォームを身につけることが、球速アップを目指すには重要になります。フォームが良くなれば、球速アップだけでなく、制球力の向上や怪我防止にも繋がります。

逆に誤ったフォームで投げていると、筋力アップをしたとしてもボールに力を伝えられず、球速が上がりません。

最後に、体重移動が上手くできると、自分の体重をボールに乗せることができ、球速アップに繋がります。

体重移動は投球フォームの一部ではありますが、投球フォームをつくる基礎部分なので、体重移動が出来ているかどうかが、投球の全てに影響してきます。当然出来ていないと、球速も上がりませんし、投球フォームも乱れてしまいます。

 

ここまで解説した3つが上手く出来ていないことが、球速が上がらない主な原因になります。

野球の投手(ピッチャー)で球速アップのために「体重移動」の改善から取り組むべき理由

体重移動とは?

まず、体重移動について説明をします。

体重移動とは軸足から前足に体重を移動させることで、投手の動作で言うと、前足を上げてから着地するまでの間を指します。

前足が着地した後は、前足でブレーキをかけて、身体を回転させていくフェーズに入ります。

体重移動の目的は、自分の体重(下向きの力)をボールの威力(捕手方向への力)に変えてあげることです。

体重移動から取り組むべき理由

先ほど、球速が上がらない原因として「身体の筋力」「投球フォーム」「体重移動」の3つを上げましたが、その中でまず初めに取り組むべきなのは、「体重移動」の改善です。

身体の筋力は、トレーニングを積み重ねれば改善に繋がりますが、一朝一夕では身につかないことと、過度なトレーニングで投球に悪影響を与えるリスクがあります。

また、投球フォームについても、練習はすべきですが、体重移動が上手くできれば改善できる部分が大きいです。

なので、まずは体重移動の改善から取り組みましょう。

野球の投手(ピッチャー)で球速アップのために「体重移動」を進化させる3つのポイント

体重移動で意識すべきポイントは複数ありますが、誰でも取り組みやすく、効果的な3つのポイントを解説します!

投手(ピッチャー)で球速アップのための体重移動のポイント:①前足を上げた時に前足側の臀部を捕手に向ける

投手動作に入る時、まず前足を上にあげますが、その時に前足を内側に捻り、前足側の臀部(お尻)を捕手に向けましょう。

目的は、両足の内旋と骨盤前傾の両立です。

両足の内旋とは、簡単に言うと内股にすることです。最終的にボール投げる時は前足側は外側に開いていく方向に動かす(完全に開いたらダメですが)ので、両足を内旋させた方がより力が発揮されます。

前足側の臀部を捕手に向けるためには、前足を内側に捻る必要があるため、自然と前足が内旋した状態になります。その際に軸足側が外側に開かないように注意してください!

 

また、骨盤前傾とは名前の通り骨盤を前側に倒した状態のことで、より地面に力を伝えやすい体勢になります。スクワットの時に膝を前に出さないように屈伸をしますが、その時が骨盤前傾の状態です。

前足側の臀部を捕手に向けつつ、軸足の付け根に体重を乗せるよう意識すると自然と骨盤前傾の状態が作れます。

 

なので、前足側の臀部(お尻)を捕手側に向けることで、最も身体に力を溜めた状態が作れます!

投手(ピッチャー)で球速アップのための体重移動のポイント:②軸足が45度倒れるまで前足を踏み出さない

体重移動は、自分の体重を投球のエネルギーに変えることが目的です。体重は下向きの力ですが、投球に活かすには体重を横向き(捕手方向)の力に変換する必要があり、そのための動きが軸足を捕手方向に傾けていく動作になります。

更なるレベルアップのためには、軸足を傾けるだけでなく、途中で膝を曲げてブレーキをかけたり、地面を強く蹴ったりといった動作も必要ですが、まず初めのステップとして、「軸足を45度傾けてから前足を踏み出す動作」を身につけてください。

これを実践してもらえれば、体重を乗せれている感覚が味わえます!是非お試しを。

投手(ピッチャー)で球速アップのための体重移動のポイント:③前足が着地するまで前足と頭を極力離した状態にする

投球は止まった状態から、自分の身体と地面の反力だけで、力を生み出す必要があるので、如何に身体全体を使い切れるかが重要です。

身体全体を使うためには、下半身主導で動かし、上半身がシナるように後から出てくるような動作が求められます。

その上半身の遅れを生み出すための動き・意識が「前足と頭を極力離した状態にする」ことです。

前足と頭を離すためには、前足を速く動かすことと、前足の着地ギリギリまで軸足側に体重を残す意識が必要になります。

これができれば、下半身主導で自分の身体をフルに使った投球ができます!

野球の投手(ピッチャー)で球速アップのために「体重移動」を進化させる3つのポイント まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます。

改めて言いますが、球速アップを目指すのであれば、まず取り組むべきは「体重移動」の改善です。体重移動が上達すれば、自然と投球フォームも改善していきます。

そして、体重移動を進化させるポイントが以下の3つです!

体重移動を進化させるポイント

  • 前足を上げた時に前足側の臀部を捕手に向ける
  • 軸足が45度倒れるまで前足を踏み出さない
  • 前足が着地するまで前足と頭を極力離した状態にする

この3つは、決して高度な内容ではなく、意識して練習を重ねれば誰でも身につけられる内容になっています。そして必ず球速アップに繋がるので、ピッチングで悩んでる人は、是非実践して効果を味わってください!

また、YouTuberのリャオスさんの動画が非常に参考になるので、是非合わせてチェックしましょう!数々の動画を見た中で、一番論理的にわかりやすく解説されているので、スキルアップにも頭の整理にも役立ちますよ!

 

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