スポーツ店に行くと、野球用スパイクがずらりと壁一面に並んでいて、「何を買ったら良いかわからない!」という人は多いと思います。
野球用のスパイクは、メーカーだけでなく、種類自体も色々あるので、何の基準も無いで選ぶのは正直難しいです。
そこで、今回は野球歴20年以上の私が、野球用スパイクの選び方を徹底解説します!
こんな方におすすめ
-
- 野球用スパイクにはどんな種類があるか知りたい
- 野球用スパイクの選び方を教えて欲しい
- どのスパイクを買えば良いか言って欲しい
スパイクは野球のプレーにおいて重要なアイテムです。この記事を最後まで読んで、しっかりと知識を身につけた上で、自分に合ったスパイクを選びましょう!
また、初心者の人向けに、野球を始めるに時に必要な道具をまとめた記事もあるので、是非合わせてチェックしてください!
-
野球初心者の大人が準備すべき野球道具一式を野球歴20年の私が徹底解説!!
草野球を始めるんだけど、何を準備したらいいかわからないっすー!ヘボ球くん うま球くんヘボ球くん!かなり悩んでるな。大人になって野球を始めると、周りに教えてくれる人もいないから、道具選びは難しいよな! ...
続きを見る
Contents
野球用のスパイクってどんなの?
まず、野球用のスパイクがどんなものかを、簡単に解説していきます!
野球用のスパイクとは?
スパイクとは、裏に滑り止めの凹凸が付いた靴(凹凸のことをスパイクの歯と呼びます)のことで、野球以外にもサッカー、ラグビー、陸上などなど、ほぼ全ての屋外スポーツで使われています。
その中でも、野球用のスパイクはこんな形をしています。
引用:ミズノ 公式ホームページ
野球は、守備・走塁では「一歩目を切る瞬発力」、打撃では「地面への踏ん張り」が重要なので、しっかりと地面に引っかかり、滑ることが無いよう、野球用スパイクの歯は他の競技と比較して大きくて長い形状となっています。その分、サッカーなどの長時間走り回るスポーツよりは、重たくなっています。
このようにスパイクは、各スポーツの競技性を考慮した作りになっているんです!
野球用スパイクの各部位の呼び方(名称)
野球用のスパイクには、部位によって名称が付いています。まず下の写真を見てください。
引用:ミズノ 公式ホームページ
写真に付けた数字の通り、野球用スパイクの部位は主に5つに分けられます。
①アッパー
アッパーとは足を覆っている部分を指します。アッパーの素材は、履き心地、重量、耐久性などに大きく影響します。
②カット
カットとは、スパイクに足を入れるときの縁の辺りのことを言います。形状によって足首の保護や重量などが変わってきます。
③ベロ
足の甲から足首にかけて伸びているのがベロです。種類によって靴紐に覆いかぶさって解けにくくするものなどがあります。
④紐・ベルト
スパイクは、紐のものと、ベルトで止めるものと2種類あります。紐タイプのものが主流で、殆どのスパイクが紐タイプです。
⑤アウトソール(靴底)
靴底のことをアウトソールと呼びます。スパイクの歯が付いてる部分ですね。革や樹脂などの素材で種類分けされており、重量や耐久性、走りやすさに影響する部位になります。
野球用スパイクにはどんな種類がある?
野球用のスパイクは、各部位の素材や形状によって種類分けされています。
先ほど紹介した5つの部位で、それぞれ違う種類での組み合わせを考えると、かなりの種類があることがわかっていただけると思います。
細かい点まで考え過ぎるとわかりづらいので、野球用のスパイクは概ね以下3つの要素の組み合わせで種類分けされていると考えてもらえればOKです。
野球用スパイクの要素
- 歯の種類
- 形状
- 素材
野球用のスパイクを構成する3つの要素について簡単に解説します。
野球用スパイクの種類:①歯の種類
野球用スパイクの歯は、金属製とゴム製の2種類に分かれていて、野球をする球場やステージ(高校野球、草野球など)によって、どちらの歯のスパイクを使うかが決まっています。
歯が金属製のスパイク
金属製の歯が付いたスパイクは、主に硬式野球で使われます。(硬式野球とは、硬いボールを使ってする野球のことです)
TVで放送されているプロ野球や高校野球などで使われているスパイクですね。
金属製の歯は鋭くて硬いため、ゴム製のスパイクよりも地面に良く刺さり、踏ん張りが効くので、キレのある動きができます。
球場によっては、人工芝等を保護するために使用が禁止されている場合があるため、硬式野球の選手は金属製とゴム製の2種類を使い分けることもあります。
草野球や少年野球などの軟式野球で使わないのは、硬くて鋭い歯が危険であることが一番の理由です!
歯がゴム製のスパイク
ゴム製の歯が付いたスパイクは、ポイントスパイクと呼ばれ、草野球や少年野球などの軟式野球で使われます。
野球人口は22万人程度で、その内軟式野球が17万人を占めているので、ほとんどの人がゴム製のスパイクを使っていることになります。
金属製の歯よりも太くて柔らかい歯なので、地面には若干刺さりにくくなりますが、比較的軽いというメリットもあります。
野球用スパイクの種類:②形状
先ほど紹介した部位毎の内、カット、ベロ、紐・ベルトの部分が形状に関わってきます。(アウトソールも、ソール自体の形や歯の形状・配置などに違いありますが、種類というよりはメーカーの特徴・こだわりになるので、種類の説明では省きます!)
カットの形状
ローカット(左の写真)、ミドルカット(中央の写真)、ハイカット(右の写真)の3種類があり、カットが高くなるにつれて足首を包み込むような形状になります。カットが高いと足首を保護する効果がありますが、その分重くなりますので、その兼ね合いで選ばれます。
ベロの形状
「立ちベロ(左の写真)」と「折りベロ(右の写真)」の2種類があり、折りベロは紐を覆うような形状となっています。折りベロは紐を保護できますが、結び直しが手間だったりするので、好みで選べれます。
紐・ベルト
記載した名前の通りで、「紐を結んで止める(左の写真)」か、「ベルトで止める(右の写真)」かの2種類があります。ベルトはマジックテープや金具が弱ると、買い替えが早まってしまうので、容易に交換できる紐が主流です。
野球用スパイクの種類:③素材
素材が分かれているのは、アッパーとアウトソールです。スパイクの大部分は、アッパーとアウトソールで構成されているので、素材の違いが履き心地・重さ・耐久性に大きく影響します!
アッパーの素材
アッパーの素材は、「天然皮革」、「人工皮革」の2種類に大別されます。どちらもさらに細かく分けることもできますが、この2種類の特徴を理解しておけばOKです。
天然皮革は、軽くて足に馴染みやすいメリットがありますが、人工皮革に対して耐久性で劣ります。人工皮革はその逆で、耐久性は高いものの、足に馴染みにくい素材になります。
アウトソールの素材
アウトソールの素材は、「革」と「樹脂」の2種類があります。
革製の方が足に馴染みやすく、地面に力を伝えやすいですが、耐久性が低いです。樹脂製は足になじみにくいですが、耐久性が高く、足への負担が少ない特徴があります。
初心者必見!野球用スパイクの選び方を解説
ここまで野球用スパイクに関する知識を解説してきましたが、いよいよ選び方を解説していきます!
まず、選び方を解説する前にスパイクの持ち方について少し話します。
野球用スパイクの選び方の前に、スパイクの持ち方を解説。
スパイクは、使用頻度によって「何足持つか」を変えてください。
週に1、2回使う程度であれば、1足持っていれば十分ですが、部活等で毎日使うようであれば、2足持つことをおすすめします。
2足持ちでは、「試合用」と「練習用」で1足ずつ持つことをオススメします。
軽くて履き心地の良い高価なものを「試合用」とし、耐久性が高く安価なものを「練習用」にしましょう。
足に馴染みやすく履き心地が良いものは、耐久性が低くて消耗が激しいため、毎日の練習で使用するには向いていません。そのため、練習では安くて丈夫なスパイクを使うことをオススメしています。
それでは、いよいよスパイクの選び方を解説します!
野球用スパイクの選び方
スパイク選びは、先ほどの種類で解説した、以下3つの要素をそれぞれ決めていきます。
野球用スパイクの要素
- 歯の種類
- 形状
- 素材
難しく思われるかも知れませんが、一つ一つ見ていくと意外と簡単に決めていけるので、ご安心ください。
それでは、各要素の選び方を解説していきます!
スパイクの選び方:①歯の種類
歯の選び方は、めちゃくちゃシンプルで、硬式なら金属製、軟式ならゴム製を選ぶことになります。
この記事を見られている方の大部分が、軟式野球をされると思うので、そんなあなたは歯がゴム製のスパイクを選んでください!
スパイクの選び方:②形状
先ほど解説した通り、形状に種類がある部位は、カット、ベロ、紐・ベルトです。
まず、「カット」は、ロー、ミドル、ハイがありますが、基本的には「ローカット」を選んでください。
ミドル、ハイは足首を包み込むような形になっており、好きな人もいますが、基本的な足を包み込む用な形でなくていいです。また、パーツが増える分、重くなるデメリットもあります。
次に、「ベロ」は、立ちベロと折りベロがありますが、「立ちベロ」を選びましょう。正直折りベロは邪魔です。(個人的な好みですが、立ちベロの方がカッコいい、、)
最後は、「紐・ベルト」ですが、「紐」を選びましょう。ベルトは、金具やマジックテープで固定することになりますが、壊れた際に変えが利きません。紐であれば交換すればOKです。
どうしても紐を結ぶのが面倒という人は、ベルトを選べばいいですが、基本的には紐のタイプを選べば良いです。
まとめると、「ローカット」「立ちベロ」で、「紐」のスパイクが、基本でおすすめのスパイクになります!あとは、好みを反映してもらえれば、自分に合った形状のスパイクが選べます!
スパイクの選び方:③素材
素材で種類が分かれる部位は、アッパーとアウトソールです。アッパーには天然皮革と人工皮革があり、アウトソールには革製と樹脂製があります。
アッパーの天然皮革とアウトソールの革製は、共通して、高価で手入れが難しく、初心者の方にはおすすめしません。
なので、まずはアッパーが人工皮革で、アウトソールが樹脂製の安くて丈夫なスパイクを選びましょう。
以上が、スパイクの選び方になります!各要素で何を選べば良いかがわかって頂けたと思います。
まとめると、軟式野球であれば、「ゴム製の歯・ローカット・立ちベロ・紐・人工皮革アッパー・樹脂製アウトソール」が私のおすすめになります。後はそれぞれのこだわりで、少しずつ変えていってもらえればOKです!
あとは、具体的に何を買えば良いか?ですね!次項で人気おすすめのスパイクを紹介します!
初心者必見!野球用スパイクの人気おすすめ5選を紹介します!
いよいよ私がおすすめするスパイクを5つ紹介します!ここでは、軟式野球をしている人に向けて、ゴム製の歯のポイントスパイクを紹介します。
おすすめ順に紹介するので、是非スパイク選びの参考にしてください!
人気おすすめの野球用スパイク:①SSKプロエッジ ブロックソールスパイク
SSKプロエッジのブロックソールスパイクは、発売当初にポイントスパイクを超えたポイントスパイクと呼ばれたほど、クオリティの高いスパイクです。
通常スパイクの歯は、靴底の端よりやや内側から付けられますが、ブロックソールスパイクは靴底の端にまで歯を付けたことで、金具のスパイク並みのグリップ力があります。金具のスパイクよりも軽くて、足への負担も軽いため、広島東洋カープの菊地選手も愛用しています。
価格は少し高めですが、少年野球や草野球など、毎日練習するわけでなく使用頻度が少ない場合は、スパイクを良いものを1つ持っていれば良いので、是非このスパイクを選んでみてください。このスパイクと、もう一つ練習用を持てば完璧ですね。
ベルトタイプであれば、カラー展開もあるので、気になる人は以下リンクからチェックしてください。
人気おすすめの野球用スパイク:②アシックス スタッドスパイク JAPAN SPEED
アシックスといえば、イチロー選手がスパイクを使っていたことで有名な、シューズに強いメーカーです。
スタッドスパイクは、野球の走攻守全ての動きに対応した歯の配置をしており、通常のポイントスグリップ力が高くなっています。
その優れたグリップ力が評価され、通常金具のスパイクを使用するプロ野球選手にも使われています。
また、足への負担も少ないことから、長時間使用にも適しています。グリップ力だけでなく、足の負担にも配慮したい方におすすめです。
人気おすすめの野球用スパイク:③ミズノ セレクトナイン スタッドスパイク ウェーブ
ミズノのスタッドスパイクは、足の甲が人工皮革、スパイク部分が合成樹脂でできており、耐久性が高く、価格が安いです。
そして、あくまで私の感覚ですが、デザインもなかなかカッコいいです。
野球を始めたばかりで、いきなり高いスパイクを買うことに抵抗がある方は、まずこのスパイクを選びましょう!
人気おすすめの野球用スパイク:④アディダス アディゼロ スピード ポイントスパイク
ミズノのスパイクに続いて、アディダスのスパイクも価格と耐久性重視のスパイクです。アディダスらしくデザイン性に優れているのがおすすめのポイントです。
ミズノのスパイクの方が細かい作り(縫い目など)のクオリティが高いため、ミズノの次に紹介していますが、大差はありません。
ミズノかアディダスかは、デザイン性で選んでもらえればOKです!
人気おすすめの野球用スパイク:⑤アンダーアーマー イグナイトライト ワイド
アンダーアーマーのポイントスパイクの中で、軽量化を重視して、足の甲が広い日本人に合ったワイドタイプのスパイクです。
踵から爪先までクッション性を高めたフルレングスミッドソールにより、足への負担も少なくなっています。
耐久性にやや懸念がありますが、中間的な価格帯で軽量スパイクを実現しているところがおすすめです!
野球用スパイク人気おすすめ5選 まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。今回解説した「歯の種類」「形状」「素材」を意識して選んで頂ければ、自分に合ったスパイクがきっと見つかります。
予算も重要なポイントなので、機能性と価格のバランスで、選んでもらえればと思います。人気おすすめスパイク5選では、その辺も考慮して機能重視、価格重視、機能・価格の両立の簡単で紹介してますので、是非参考にしてください!