野球の守備でゴロを捕るのは難しいですよね?
ゴロは、バウンドしながら飛んでくるし、イレギュラーで跳ね方が変わることもあります。そんな難しいゴロに対して無策で望むのはちょっと危険です。。
そこで今回は、野球歴20年以上の私が、ゴロのバウンドで捕りやすいポイントを解説します!
こんな方におすすめ
-
- ゴロを捕るのが怖い
- ゴロをよく弾いてしまう
- バウンドのどこで捕るべきかわからない
野球の守備を楽しむためには、ゴロの攻略は必須です!
プロでもエラーをするので、ある程度のミスをするのは当たり前なのですが、落ち着いてゴロを処理できるようになると、守備が格段におもしろくなります。
この記事を最後まで読んで、是非もっと野球を楽しんでください!
Contents
野球(守備)初心者必見!ゴロにはどんな特徴がある?
ゴロといえば、地面を転がってくる打球のことですが、ざっくり以下3つの特徴があります。
野球用スパイクの要素
- 地面に1回以上触れている
- 地面にバウンドし、上下に動きながら飛んでくる
- バウンドにより軌道が変化する可能性がある
考えてみれば当たり前の内容だと思いますが、捕りやすいポイントを考える上で重要なので、簡単に中身を解説していきます!
ゴロの特徴:①地面に1回以上触れている
これは定義になりますが、ゴロとは地面に1回以上触れた打球のことです。
自分のところに何バウンド目で来るかはわかりませんが、1回以上地面に着いた打球は、 ゴロになります。
ゴロの特徴:②地面にバウンドし、上下に動きながら飛んでくる
ゴロは、地面に1回以上バウンドして飛んでくるので、守備側から見ると上下に動きながら飛んできます。
ちなみに、野球ではゴロのバウンドについて、地面に着いて跳ねた直後(跳ね際)をショートバウンド(図の①)、跳ね上がる途中をハーフバウンド(図の②)と呼びます。
ゴロの特徴:③バウンドや打球の回転により軌道が変化する可能性がある
ゴロは、地面が綺麗な平らで、ボールが飛んだ方向に対して真っ直ぐ回転していれば、規則的な上下運動をしながら飛んできます。
しかし、現実はそう簡単ではなく、グランドの形状や硬さ、ボールの回転によって、上下左右に軌道が変わる可能性があります。
これが、ゴロの難しいところですね。。
以上が、ゴロの特徴になります。
野球(守備)初心者必見!ゴロのバウンドで捕りやすい3つのポイントとは?
先ほど解説したゴロの特徴を踏まえると、ゴロで厄介なのは、「地面にバウンドしたときに軌道が変化する可能性がある」ところです!
なので、ゴロの攻略は軌道の変化にどう対応するかが鍵になります。
結論を言うと、軌道が変わってしまった後の対応は非常に難しいので、軌道が変化したとしても影響が少ないポイントで捕りにいくのが、ゴロの攻略法です!
具体的には、①(ショートバウンド)か、③(落ち際)、④(落ち際〜バウンドするまで)が変化の影響を受けにくいポイントになります!
①のショートバウンドは、跳ねた直後なので、変化をしていたとしても、まだグローブの中に収まる程度の変化なので、問題なく捕球できます。
③④の落ち際からバウンドするまでは、変化し終わり、落下してくるところなので、変化することなく捕球ができます。
逆に、②のハーフバウンドは、バウンドで変化して、通常の軌道から離れていくタイミングなので、最も変化の影響を受けて捕りにくいポイントになります。
しかも、ハーフバウンドは跳ねた後で、ボールが鋭く動くので、変化しなかったとしても捕りづらいです。
なのでゴロは、①③④のポイントに合わせにいって捕球するようにしましょう!
こう見ると②のハーフバウンド以外は捕りやすいポイントであることがわかります。そのため、「ハーフバウンドさえ避ければいい!」という意識をもてば、少しは落ち着いてゴロのバウンドに合わせにいけると思います。是非実践してみてください!
野球(守備)初心者必見!ゴロのバウンドで捕りやすい3つのポイントを解説 まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。解説した内容をまとめます。
ゴロは、地面やボールの回転の影響で、バウンドしたときに軌道が変化する可能性があります。これは防げないので、変化の影響を受けにくいポイントで捕球する必要があります。
そして、変化の影響を受けにくく、捕球しやすいポイントは、①(ショートバウンド)か、③(落ち際)、④(落ち際〜バウンドするまで)の3つです!
②のハーフバウンド以外は捕りやすいポイントなので、ゴロのバウンドは意外と合わせやすいんです!
ここまで解説した内容を知っていれば、ゴロを恐ることはありません。是非今回解説したポイントで捕球できるように練習に取り組んでいってください!