野球では点を取るために一つでも先の塁に進むことが非常に重要になってきます。そのために、ベースランニングの上達は必須です。
その中で、塁に出た時に良いリードをすることで、主に3つの効果があります!
- 次の塁に近づける
- 次の塁へのスタートを切りやすくする
- 相手にプレッシャーをかける
リードは次の塁へ進みやすい状態を作ることで、相手にプレッシャーを与えることもできるんです。今回はそんなリードの中で、基本中の基本である「第一リード」について解説します!
結論から言うと、抑えるポイントはこの4つです!
第一リードのポイント
- 投手から目を離さない
- アウトにならない距離を歩幅で覚える
- 足を極力クロスさせない(クロスする場合は、左足を後ろにクロスさせる)
- 帰塁するときはベースの左角をタッチ(頭からも足からも一緒)
この4つのポイントをしっかり覚えて効果的な第一リードを身につけましよう!それでは早速解説してきます!
Contents
野球初心者必見!第一リードの仕方の基本:⓪第一リードって何??
まずは、第一リードとは何かについて説明します。
リードは、第一リードと第二リードの2つに分類できます!第一リードは投手が投球動作に入る前のリードで、第二リードは投手が投球動作に入った後のリードになります。
投手が投球動作に入るまでは、投手からの牽制球で刺されるリスクがあるので、まずは第一リードで塁から離れる距離を小さめにしておきます。
その後、投手が投球動作に入ったら、より次の塁に近づくため第二リードでより大きなリードをとります。
野球初心者必見!第一リードの仕方の基本:①投手から目を離さない!
第一リードでまず気をつけないといけないのは、「投手から目を離さない!」ことです。
第二リードを含めて、リードをしている間は牽制球でアウトにされるリスクがあります。第一リードの状態で牽制してくのは投手なので、アウトにされないように、投手から目を離さないことが最も重要になります。
野球初心者必見!第一リードの仕方の基本:②アウトにならない距離を歩幅で覚える!
第一リードをするときに、毎回距離を気にしてられないので、アウトにならない距離を歩幅で覚えるようにしましょう!
距離の目安は「身長+手の長さ+一歩」です。(動画の1分くらいからの説明をチェックしましょう)
人によってリードを取れる距離は変わってくるので、自分はもっと大きく出れる!という人は、その自分で掴んだ距離を基本としてください。
そして、自分が覚えた基本の距離に行くまでの「歩幅(何歩で行けるか)」を覚えて、第一リードをとるようにしましょう!
野球初心者必見!第一リードの仕方の基本:③足をクロスさせない!(する場合は左足を後ろ側にクロス)
リードでベースから離れるときは、足をクロスさせないように気をつけましょう。理由は、足をクロスしている状態で牽制球を受けると、ベースに戻りづらいからです!(元巨人 仁志さんの解説動画の45秒あたりからチェックしてください!)
自分でやってみたらわかると思いますが、足をクロスさせてしまうと、足が踏み出しづらく、地面を蹴りにくい状態にとなるので、ベースに戻るスピードが落ちてしまいます。
一番ダメなのが、左足を前の方にクロスさせてベースに背を向けた状態になることなので、足をクロスさせる場合は左足は必ず後ろ側にクロスさせるようにしましょう!
野球初心者必見!第一リードの仕方の基本:④帰塁するときはベースの左角にタッチ!(頭も足も一緒)
牽制に帰塁する場合は、ベースの左角をタッチしにいくようにしてください。これは、頭から帰ろうが、足から帰ろうが一緒です。
ベースの左角にタッチしにいくことで、わずかですが牽制時に内野手からタッチされるまでの時間を稼ぐことができます。こんなちょっとの差に意味があるの?と思われるかもしれませんが、野球のタッチプレーは一瞬ですので、わずかでも時間を稼ぐことは重要です。
動画の3分40秒からをチェックしてください!プロ野球選手もしっかりベースの左角をタッチしていますね。
野球初心者必見!第一リードの仕方の基本 まとめ
投手から目を離さない!
アウトにならない距離を歩幅で覚える!
足をクロスさせない!(する場合は、左足を後ろ側にクロス)
帰塁するときはベースの左角にタッチ!
の4つっす!!早速実践するっす。
野球初心者の人が、走塁で一番不安に感じるのが第一リードをしているときでしょう。私自身も野球を始めたばかりの頃は、ベースから離れるのが不安でした!自分自身だけじゃなく、チームメイトも不安に感じていたと思います。笑
でも、今回解説したポイントを押さえていれば、無駄にアウトになることは避けられますし、相手にプレッシャーをかけることだってできます!
走塁の基本を抑えることは、チームで信頼される第一歩なので、今回解説した第一リードのポイントをしっかり身につけて、信頼される選手になってください!