野球は、非常にたくさんの用語があり、初心者の方にとってはかなり難しいと思います!ただ、野球用語さえ知っていれば、野球観戦や草野球などがより楽しめるようになります。
初心者の方にも野球を大いに楽しんでいただけるよう、知っておきたい野球用語を野球歴20年の私が徹底解説します!
今回は打者(バッター)編ということで、打者に関する用語を解説します。この記事を読めば、
- 打者(バッター)に関する用語がわかります!
- 私の経験を活かして野球あるある的な知識を提供します!
- 野球をより楽しめるようになります!
この記事を最後まで読んで、今まで以上に野球を楽しんでください!!
Contents
- 1 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⓪超入門編
- 2 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:①打席(バッターボックス)
- 3 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:②ネクストバッターズサークル
- 4 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:③スイング
- 5 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:④バント
- 6 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑤フェアとファウル
- 7 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑥四球と死球
- 8 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑦三振
- 9 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑧スリーバント
- 10 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑨ファウルチップ
- 11 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑩代打
- 12 初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~ まとめ
初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⓪超入門編
野球のことを初めて勉強している方に向けて、超入門編を書きます!ある程度知っている方は飛ばして頂いて構いません。
基礎知識なので必ず覚えるようにしましょう!
初心者が知っておきたい野球用語〜打者(バッター)編〜:ストライクとボールとアウト
投手と打者の対戦では、投手がボールを投げた、もしくは打者がバットを振った結果によって、「ストライク」「ボール」が判断されます。
そして、ストライク3つでアウト(三振)、ボール4つでフォアボール(四球)となり一塁へ出塁となります。
※「ストライク」「ボール」「アウト」の数の状態を「カウント」と呼びます。
「ストライク」となる条件は以下の3つで、それ以外は「ボール」となります。
[box class="pink_box" title="ストライクの条件"]- 投球がストライクゾーンに入り、打者がスイングしなかった場合(見逃し)
- 打者がスイングしてボールに当たらなかった場合(空振り)
- 打者がボールを打ってファウルゾーンにボールが落下した場合(ファウル)
三振したり、守備側に守られると「アウト」となり、「アウト」を3つ取られるとで「チェンジ」となり、攻撃と守備が交代となります。
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]「ストライク」「ボール」は、捕手(キャッチャー)の後ろにいる審判(主審)がジャッジします。
戦時中は英語を使うな!という国の方針から、「ストライク=よし」「ボール=だめ」「アウト=ひけ」というのが徹底されてようです。。全く覚えなくて良いですが。。
[/voice]初心者が知っておきたい野球用語〜打者(バッター)編〜:ゴロとフライとライナー
野球では、打った打球が地面にバウンドしたら「ゴロ」、ノーバウンドで弧を描くように飛ぶ打球を「フライ」、ノーバウンドで直線的に飛ぶ打球を「ライナー」と呼びます。
基本的には、守備側に捕球されたときの打球の状態で、ゴロ、フライ、ライナーと呼ばれます!フライやライナーはノーバウンドなので、守備側に捕られるとアウトになります。
初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:①打席(バッターボックス)
打席(バッターボックス)とは、打者(バッター)が、投手(ピッチャー)の球を打つときに立つ枠のことです。
打席は、縦:約2m、横:約1mの長方形の枠で、本塁(ホームベース)と呼ばれる五角形のベースの両サイドに設置されます。(白線で書いてるだけです!)
投手側から見て、右側が右打席、左側が左打席と呼ばれます。
打者は、投手が投げた球を打つときに、この枠の中で打たないといけません。枠の外に出て球を打った場合は、どこに飛んだかを問わず、アウトになってしまいます。
なので、打者(バッター)は、打席(バッターボックス)の中で、投手の球を打たないとダメ!と覚えておいてください!
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]ちなみに、ボールがバットに当たるまでの間に、打席の外を踏まなければOKなので、ジャンプして空中で打つ、バントするってシーンもたまに見れますよ![/voice]初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:②ネクストバッターズサークル
次に打席に入る順番が来る選手は、「ネクストバッターズサークル」という円の中で順番を待ちます。
これは、試合を円滑に進めるためという意味合いが強いですが、前の打者のバットを片付けたり、本塁に返ってくる走者(ランナー)にスライディングする方向などを指示する役目もあります!
ネクストバッターズサークルでは、素振りをしたり、身体を伸ばしたりとウォーミングアップをしますが、プレイ中はしゃがんでないと怒られるので、注意してください!
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]ネクストバッターズサークルは、呼ぶには長すぎるので、経験者はみんな「ネクスト」と呼びます。
なんの捻りもない呼び名ですが、覚えておいて損はないでしょう!
[/voice]初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:③スイング
野球では、バットを振ることを「スイング」と言います。スイングしてバットが球に当たらなければ、空振りでストライクになります。
また、バットを振っている途中で止めることを、「ハーフスイング」と言って、球がバットに当たらず、ストライクゾーンを外れていた場合、空振りとするかどうかを審判が判断して決めます。
空振りと判断されればストライクをとられてしまいます。明確な判断基準はありませんが、一般的には手首から返っていたらスイングとすると言われています!
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]明確な基準がなく、審判の判断に委ねられているからこそ、判定への不満はつきものです!抗議している動画をどうぞ!笑[/voice]
初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:④バント
バントとは、バットを振るのではなく、バットを寝かせて前に出し、球にバットを当てにいく打ち方です。言葉ではわかりにくいですが、こんな構えの打ち方です。
バントの目的は、相手の意表をついて自分がセーフになることを狙う「セーフティーバント」か、塁に出ている走者を先の塁に進める「送りバント」の2つがあります。
打つのと違って遠くに飛ばすわけではなく、いづれも弱いゴロで、自分がセーフになる、もしくは走者を進めるために、球を転がす方向を狙ってバントします!
初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑤フェアとファウル
打者が打ったボールが飛んだ(地面に落ちた)ところによって、『フェア』か『ファウル』が判断されます。ファウルラインの内側がフェアで、外側がファウルになります。
フェアの場合はプレー継続で、ファウルの場合は1ストライクにカウントされます。
守備側がノーバウンドでボールを捕った場合は、フェアかファウルに関わらず、アウトになりますが、記録にはどちらで捕ったか残すことになっています。
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]ファウルは、1ストライクにカウントされますが、ファウルで三振にはならないので、すでに2ストライクの場合は、カウントは変わりません。
ただし、2ストライクの状態でバントをしてファウルになると、スリーバントでアウトになります。バントはスイングするよりボールをバットに当てやすいので、ファウルにできる回数が制限されているんです!
[/voice]初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑥四球と死球
ボールのカウントが4つ溜まると「四球(フォアボール)」となり、一塁へ出塁できます。
また、投手が投げた球が打者の体に当たると「死球(デットボール)」となり、こちらも一塁へ出塁できます。
打たずに出塁する方法は、四球と、死球と、振り逃げ(後述)の3つだけになります!
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]死球(デットボール)は、審判に「当たりにいった」、「避けようとしてない」と判断されてしまうと、死球と判定してもらえませんので、ご注意ください![/voice]初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑦三振
打者が、投手から3つのストライクを取られると「三振」となりアウトになります!
3つ目のストライクが溜まる時に、バットを振って空振りしていたら「空振り三振」、バットを振らずに見逃していたら「見逃し三振」と呼びます。
また、三振をしたときに、投手が投げた球を捕手が捕る前に球が地面についたら、「振り逃げ」と言って、打ってないのに一塁に向かって走ることができます!打った時と同じように、球が一塁に送られる前にベースを踏めばセーフとなり、出塁することができます。
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]解説した通り、三振には「空振り三振」と「見逃し三振」の2種類ありますが、初心者の方は「見逃し三振」は極力避けましょう。
「見逃し三振」は、際どいコースやすごい投手相手であればしょうがないこともありますが、だいたいは、チームメイトから「積極性がない!」とか「何をしたいかわからない!」などとディスられます。笑
「空振り三振」と比べて、バットを振ることすらしてない「見逃し三振」は、悪い印象になりがちなので、三振するにしてもバットを積極的振っていくことを意識しましょう!
[/voice]初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑧スリーバント
2ストライクの状態でバントをしてファウルになるとアウトになります。これを「スリーバント」と言います。
バントは、バットを振るより球に当てやすく、ずっとファウルを打ち続けられる可能性があるため、「スリーバント」のルールが設けられています!
[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]監督から「送りバント」のサインを出された時、2ストライクで追い込まれたときの緊張感ときたら半端ないです。。バントは一発で決められるようしっかり練習しましょう! [/voice]初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑨ファウルチップ
ファウルの中でも、バットにかすっただけの球を「ファウルチップ」と呼び、捕手(キャッチャー)がそのままノーバウンドで捕ると、空振りと同じ扱いとなります。
ファウルと何が違うかというと、ファウルチップの場合、2アウトからファウルチップをノーバウンドで捕られると、三振になります。
「ファウルチップとファウルフライの境目は?」と思われるかもしれませんが、バットにかすっただけで、ほぼ軌道が変わらないのがチップ、少しでも弧を描けばフライになります!
一度見れば、わりとハッキリ見分けがつきますよ!
初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~:⑩代打
攻撃中に打者を交代することを、「代打」と言います。打席に入る前でも、打席に入ってからでも代打をすることができます。
プロ野球では、投手は打撃練習をほとんどしないので、投手に対して代打を送られることが多いです。高校生以下のアマチュア野球では打てる投手が多いので、調子の悪い打者に代打を送ることが比較的多いです!
初心者が知っておきたい野球用語~打者(バッター)編~ まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!紹介した野球用語を知っていれば、これまで以上に野球を楽しんでいただけると思います。
打者編以外にも、野球の基礎知識に関する記事を書いてますので、是非全部チェックして野球通になってください!