ルール

【野球初心者必見!】5分でわかる!打者(バッター)の10のルール

複雑で初心者の方には難しい野球のルールを、野球歴20年の私が徹底解説します!

この記事では、「打者(バッター)」ことに関するルールをシンプル、且つわかりやすく解説していきます。

この記事を最後まで読んで、野球のプレー、観戦をもっと楽しみましょう!

野球初心者必見!打者(バッター)のルール:⓪超入門編

全くの初心者の人に、そもそもバッティングとは何かをお伝えします!ご存知の方は、飛ばしてください。

野球は、2チームが攻撃と守備に分かれて戦いますが、攻撃側がまず行うのは、守備側の投手(ピッチャー)が投げたボールを「打ち返す」ことです。

それをするのが、打者(バッター)の役割です!

打者(バッター)は、バットを持って、ヘルメットを被り、打席(バッターボックス)に入ります。

参考に、バッターの動作についての動画を貼るので、チェックしてみてください。(1分20秒あたりから見てください!)

また、野球は「アウト」が3つ溜まると攻守が入れ替わるので、打者はいかにアウトにならずに攻撃して点を取るかを考える必要があります。

ここまでの説明を頭に入れてから、これから解説する打者(バッター)の10のルールを読んでください!

野球初心者必見!打者(バッター)のルール:①打席(バッターボックス)

打席(バッターボックス)とは、打者が、投手の球を打つときに入る枠のことです。

打席は、縦:約2m、横:約1mの長方形の枠で、本塁(ホームベース)と呼ばれる五角形のベースの両サイドに設置されます。(白線で書いてるだけです!)

投手側から見て、右側が右打席、左側が左打席と呼ばれます。

打者は、投手が投げた球を打つときに、この枠の中で打たないといけません。枠の外に出て球を打った場合は、どこに飛んだかを問わず、アウトになってしまいます。

なので、打者(バッター)は、打席(バッターボックス)の中で、投手の球を打たないとダメ!と覚えておいてください!

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ちなみに、ボールがバットに当たるまでの間に、打席の外を踏まなければOKなので、ジャンプして空中で打つ、バントするってシーンもたまに見れますよ!

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野球初心者必見!打者(バッター)のルール:②カウント

打者が投手と対戦するときに、勝負を決める方法として、ストライクとボールをカウントします。

「ストライク」は、以下の条件でカウントされ、3つ溜まるとバッターはアウトになります。

[box class="blue_box" title="ストライクになる条件"]
  1. 空振りする
  2. ストライクゾーンの球を見逃す
  3. ファール(後述)を打つ
[/box]

「ボール」は、打者がバットを振らずに見逃し、球がストライクゾーンに入っていなければボールになります。

4つ溜まると、四球(後述)となり一塁に進むことができます。

この「ストライク」「ボール」に、「アウト」を加えたものをまとめて「カウント」と呼びます!

個別で、数字を表すときは「ストライクカウント」「アウトカウント」のように呼びます。

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野球中継や野球場でよく見る、S・B・Oとかかれた、こんなやつがカウントを表してます!

わかると思いますが、Sがストライク、Bがボール、Oがアウトになってます。

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野球初心者必見!打者(バッター)のルール:③ストライクゾーン

ストライクゾーンとは、投手が投げた球がストライクかどうかを判断するために決められた枠のことです!

この枠を通った球は、バッターがバットを振らずに見逃しても、ストライクになります。

公認野球規則でストライクゾーンは、以下のように決められています!

打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間

出典:Wikipedia

分かりにくいので、イラストにするとこんな感じです!
ここを少しでも通過した球がストライクになると覚えておいてください。

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野球規則の中に、

ストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである。

出典:Wikipedia

と書いてあり、ストライクゾーンは、普通立っている時の範囲ではなく、 バットを持って構えた時の高さで決まります。

なので、ルール上では、めちゃくちゃしゃがんで構えれば、ストライクゾーンを狭くできます。

ただ、そんなことをしたら逆に打てなくなるので、そんなことしてる奴はいませんね笑
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野球初心者必見!打者(バッター)のルール:④三振

三振とは、ストライクが3つ溜まりバッターがアウトになることを言います。

3つ目のストライクが溜まる時に、バットを振って空振りしていたら「空振り三振」、バットを振らずに見逃していたら「見逃し三振」と呼びます。

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解説した通り、三振には「空振り三振」と「見逃し三振」の2種類ありますが、初心者の方は「見逃し三振」は極力避けましょう。

「見逃し三振」は、際どいコースやすごい投手相手であればしょうがないこともありますが、だいたいは、チームメイトから「積極性がない!」とか「何をしたいかわからない!」などとディスられます。笑

「空振り三振」と比べて、バットを振ることすらしてない「見逃し三振」は、悪い印象になりがちなので、三振するにしてもバットを積極的振っていくことを意識しましょう! 

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野球初心者必見!打者(バッター)のルール:⑤四球(フォアボール)

ボールが4つ溜まることを、四球(フォアボール)と言い、四球になると一塁に出塁することができます。

打たずに出塁する方法は、この四球と、死球(後述)、振り逃げの3つだけになります!

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野球ではどれだけ打っているかを、「打率」で表します。

打率は「安打(ヒット)数÷打数」で計算しますが、四球は、ここで使う「打数」にはカウントしません。

なので、四球になっても打率が下がらないとうことを覚えておいてください!

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野球初心者必見!打者(バッター)のルール:⑥死球(デッドボール)

投手が投げた球が、バッターの体に当たることを、死球(デットボール)と言います。

死球(デットボール)になると、一塁に出塁することができます。微妙な違いはありますが、四球と同じようなものと思ってください!

[voice icon=" /wp-content/uploads/2018/11/CDA3F37D-4C73-4540-9223-ADDB496CCB97.jpeg" name="tamu" type="l"]ただし、審判に「当たりにいった」、「避けようとしてない」と判断されてしまうと、死球と判定してもらえませんので、ご注意ください![/voice]

野球初心者必見!打者(バッター)のルール:⑦フェアとファウル

打者が打ったボールが飛んだ(地面に落ちた)ところによって、『フェア』か『ファウル』が判断されます。ファールラインの内側がフェアで、外側がファールになります。

フェアの場合はプレー継続で、ファウルの場合は1ストライクにカウントされます。

守備側がノーバウンドでボールを捕った場合は、フェアかファウルに関わらず、アウトになりますが、記録にはどちらで捕ったか残すことになっています。

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ファウルは、1ストライクにカウントはれますが、ファウルで三振にはならないので、すでに2ストライクの場合は、カウントは変わりません。

ただし、2ストライクの状態でバントをしてファウルになると、スリーバントでアウトになります。バントはスイングするよりボールをバットに当てやすいので、ファウルにできる回数が制限されているんです!

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野球初心者必見!打者(バッター)のルール:⑧ファウルチップ

ファウルの中でも、バットにかすっただけの球を「ファウルチップ」と呼び、捕手(キャッチャー)がそのままノーバウンドで捕ると、空振りと同じ扱いとなります。

ファウルと何が違うかというと、ファウルチップの場合、2アウトからファウルチップをノーバウンドで捕られると、三振になります。

「ファウルチップとファウルフライの境目は?」と思われるかもしれませんが、バットにかすっただけで、ほぼ軌道が変わらないのがチップ、少しでも弧を描けばフライになります!

一度見れば、わりとハッキリ見分けがつきますよ!

野球初心者必見!打者(バッター)のルール:⑨振り逃げ

2ストライク取られた状態で、空振りかストライクゾーンの球を見逃した時、捕手がその球落とすか、捕手が捕る前に地面にバウンドすると、「振り逃げ」と言って、打ってないけど一塁に向かって走ることができます!

打った時と同じように、球が一塁に送られる前に、一塁ベースを踏めば、セーフで一塁に出塁することができます。球が先に一塁に送られれば、アウトになり出塁はできません。

ただし、走者(ランナー)が既に一塁にある場合は、「振り逃げ」はできないルールになっています!

野球初心者必見!打者(バッター)のルール:⑩自打球

打者が打った球が、直接自分の身体に当たると、「自打球」と言ってファウルになります。

身体に当たった後に、フェアゾーンに入ろうが、ファウルゾーンに入ろうが関係なくファウルになります。

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明らかに当たったものは審判にも見えるので、すぐファウルになりますが、審判が気づいてない場合は、認められるかはわかりませんが、とにかく「当たった」とアピールしましょう!

嘘をついたら変な空気になるので、それはやめておいてください。。笑

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野球初心者必見!打者(バッター)のルール まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます!ここまで読んで理解してもらえれば、野球をするのも、観るのも今まで以上に楽しめると思います。

あとは、プロ野球見たり、実際に野球をして経験を積めば、全て理解できるようになりますので、しっかりルールを覚えて、是非野球を楽しんでください!!

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