初心者にとって野球のポジションは、たくさんあって、それぞれの場所や役割がわかりにくい。
そして、初心者の自分にはどのポジションが向いているのかが一番知りたいところだと思います。
なので今回は、これから草野球を始めるあなたに!野球歴20年の私が野球のポジションについてわかりやすく解説します!
初心者の方に向けて道具に関する記事も書いてますので、是非併せてチェックしてください!
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草野球初心者に向けて野球のポジションの場所と名前を解説
まず野球のポジションの場所と名前を解説します!
これが野球のポジション名です!
- ピッチャー(投手)
- キャッチャー(捕手)
- ファースト(一塁手)
- セカンド(二塁手)
- サード(三塁手)
- ショート(遊撃手)
- レフト(左翼手)
- センター(中堅手)
- ライト(右翼手)
割り振っている番号にも意味があって、スコアを書くときや高校野球の背番号で、ポジションを表すときに使われます。
各ポジションの場所は、以下の図に表したので、図を見て各ポジションの場所をチェックしてください!
草野球初心者に向けて各ポジションの役割と重要度を解説
野球において、どのポジションも重要であることは言うまでもありません。特に野球のレベルが上がれば、より一層各ポジションの重要度が増します。
ただ、色んなレベルの人が集まる草野球では、試合が成立するかという視点で考えると、ポジション毎の重要度に差があります。
なので、今回は『試合を成立させる』という点に焦点を当てて各ポジションの役割と特徴を解説します!
1.ピッチャー(投手)
ピッチャーは、バッターに対してボールを投げるポジションで、野球のほぼ全てのプレーで起点になるので、試合を成立させるために最重要なポジションです。
ピッチャーがストライクを取れなかったり、ストライクが入っても打たれ過ぎてしまうと試合が崩壊してしまいます。
まずストライクが取れるコントロールと、打たれ過ぎないためにそれなりの実力が必要なため、初心者には最も難しいポジションです。
2.キャッチャー(捕手)
キャッチャーは、ピッチャーをリードし、ボールを受けるポジションです。また、野手のポジションの指示やホームベースを守る任務もあります。
試合を動かすポジションという点から、ピッチャーの次に重要なポジションと言えます。
まず、ピッチャーの球を問題無く捕れる技術が無いと試合に影響するので、初心者には少しハードルが高いポジションです。
最悪、ピッチャーのリードやポジションの指示はできなくてもいいですが、初心者の方はなるべく避けた方がいいでしょう。
3.ファースト(一塁手)
ファーストは、一塁ベースを守備範囲とし、内野ゴロのときに一塁ベースで他の内野手が投げたボールを捕り、アウトにするのが主な役割です。
キャッチャーと同様に、他の選手が投げたボールが捕れないと、アウトが取れず試合に影響します。
ただ、他のポジションより守備範囲が狭く、動きも少ないので、ボールさえ捕れれば、初心者でもある程度できるでしょう。
4.セカンド(二塁手)
セカンドは、一塁と二塁ベースの間で守る内野手で、ファーストより深い位置で守るため、守備範囲が広いポジションです。
また、外野手からのボールを受けたり、一塁や二塁ベースについたりと他のポジションとの連携が多い特徴があります。
そのため、動きがわからない初心者には難しいポジションと言えます。
5.サード(三塁手)
サードは、三塁ベース周辺を守備範囲とするポジションです。
バッターから距離が近いく、一塁ベースから距離が遠いので、反応が早く、肩が強い選手が多いです。
他のポジションと連携するような動きが少ないため、初心者でも守りやすいポジションです。
ただ、草野球は右バッターが多く、サード方向にボールが飛びやすいので、ファーストよりも難易度は上がります。
6.ショート(遊撃手)
ショートは、二塁ベースと三塁ベースの間を守備範囲とするポジションです。
セカンドと同様に、二塁ベースと三塁ベースのカバーや、外野からのボールを受けるなど、他のポジションとの連携が多いポジションです。
しかも、右バッターが多い草野球ではボールが飛んでくることが多く、一塁ベースからの距離も遠いので、野手の中では初心者にとって最も難しいポジションです。
7.レフト(左翼手)
レフトは外野手の中で、三塁側を守るポジションです。
外野手は、内野手よりも他のポジションとの連携プレーが少ない特徴があるため、内野手よりも難易度は下がります。
ただし、レフトは草野球ではよくボールが飛んでくるポジションなので、一塁側を守るライトよりは難しいです!
8.センター(中堅手)
センターは、外野手の中で真ん中を守備範囲とするポジションです。
ポジションが真ん中というだけあって、守備範囲は広く、レフトとライトのカバーもするので、外野手の中で一番難しいポジションです。
野球ではよく「センターラインを堅める」と言われ、センターは全体も見渡せる重要なポジションなので、なるべく経験者に任せた方がいいでしょう!
9.ライト(右翼手)
ライトは、外野手の中で一塁側を守備範囲とするポジションです。
先程説明した通り、外野手は他のポジションとの連携プレーが少ない分、初心者でも守りやすいポジションです。
さらに、右バッターが多い草野球において、ライトは一番ボールが飛んでいきにくいポジションなので、初心者が一番守りやすいポジションと言えます。
相手チームに左バッターが多い場合は、初心者をレフトに回すなどの工夫はしてください!
草野球初心者が守りやすいポジション ランキング
それぞれのポジションでも解説してきましたが、初心者が守りやすいポジション順に並べると、このようになります!
第1位 ライト(右翼手)
第2位 ファースト(一塁手)
第3位 レフト(左翼手)
第4位 サード(三塁手)
第5位 セカンド(二塁手)
第6位 センター(中堅手)
第7位 ショート(遊撃手)
第8位 キャッチャー(捕手)
第9位 ピッチャー(投手)
繰り返しになりますが、これはあくまで草野球においての話なので、プロ野球でもライトが簡単!というわけではありません。
また、草野球では右バッターが多いというのも、チームによって変わる場合があるので、相手チームに合わせたポジション決めが重要です!
草野球初心者向け!野球のポジションを徹底解説 まとめ
野球初心者で草野球チームに加わると、基本的には経験者からポジションを指定されますが、この記事で紹介した内容は知っておくべきです。
自分がついたポジションは、どこで、どういう役割があるかを頭に入れた上で、草野球に参加するようにしてください。
初めはどのポジションについても、ミスが怖くなると思いますが、9人でカバーし合うのも野球の醍醐味ですので、ミスを恐れずプレーしましょう!
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