野球の大きな魅力であるバッティング。その『打ち方』について、野球初心者の人にもわかるように、野球歴20年の私が徹底解説します!
この記事を読めば、
- 野球の『打ち方』の基本がわかります!
- 『打ち方』が上達する練習方法を知ることができます!
- 野球初心者が最短で上達するためのコツがわかります!
野球の『打ち方』に興味を持ち、これから野球を始めるあなたは、是非この記事を最後まで読んで、『打ち方』の知識と技術を両方手に入れてください!
Contents
初心者でもわかる野球の『打ち方』を徹底解説
まずこの2つの動画を見てください!
ヤクルトスワローズの山田 哲人選手(右打ち)と、元日本ハムファイターズで現ロサンゼルスエンジェルスの大谷 翔平選手(左打ち)のバッティングシーンです。
超シンプルに言うと、これが野球の『打ち方』です。
やはり動画を見てもらうのが一番早いので、スター選手の動画を見てもらいましたが、野球の『打ち方』について簡単にまとめます。
バッターは、ピッチャーが投げた球をバットで打つ
バッターは、バットという長い棒のようなもので、ピッチャーが投げてくるボールを打ち返します。
簡単にバットについて説明します!バットは先が太く、手元が細い形をしています。写真に番号をつけましたが、バットの部位の名前を解説します。
①グリップエンド
グリップエンドは、呼び名の通りグリップの一番下(最後)の部分を指し、バットを振ったときに、手からバットがすっぽ抜け無いように、手に引っかかる作りになっています。
②グリップ
グリップは、バットを手で握る部分のことです。
③根元(根っこ)
バットの中でグリップに近い部分を、根元(根っこ)と呼びます。
実況が"つまった当たりっ!!"と言うのを聞いたことがあると思いますが、それはバットを振るのが遅れて、この根元に当たったことを言っています。
ここに当たると、ピッチャーが投げたボールの勢いに負けて、打球(バッターが打ったボール)は弱くなります。
④芯
芯は、バット中でボールが当たると一番飛ぶところです。バッターは、ピッチャーが投げたボールを芯で捉えられるようにスイングします。
芯に当たると強い打球が飛びます!なので、プロ野球や高校野球で観られる柵越えのホームランは、ほとんどがボールを芯で捉えた結果だと言えます!
⑤トップ(ヘッド、先っぽ)
トップは、名前の通りバットの先端部分を指します。
根元と同じで、ここで打ってもボールは飛びません。
バッター(打者)は、ホームベースの両側にあるバッターボックス(四角い枠)で打つ
写真の通り、野球のバッターはホームベースの両サイドにある四角に入って、ピッチャーが投げるボールを打ちます。
ピッチャーから見て、右打ちは右側のバッターボックス(打席)、左打ちは左側のバッターボックス(打席)に入る
バッターには右打ちと左打ちの2種類があり、ピッチャーから見て右打ちは右側、左打ちは左側のバッターボックス(打席)に入ります。
基本的に右利きは右打ち、左利きは左打ち
基本的に右利きの人は右打ちで、左利きの人は左打ちになります。ただし、左打ちの方が有利という考え方があり、右利きでも左打ちになる選手もいます。
打ち方は、バット振るスイングと、バットを振らずにボールに当てるバンドの2種類
このようにバットを振ってボールを打つのがスイングです。
バントは、両手を離してバットを持ち、バットにボールを当てる打ち方のことです。主にランナーを次の塁に進めるために使います。
ここまでが、野球の『打ち方』の解説でした!ここからは、初心者の方に向けて野球の『打ち方』を身につけるための練習方法を解説します!
野球初心者が最速で野球の『打ち方』を習得する練習方法
早速、野球初心者が、最速でバッティング技術を身につけるための練習方法を紹介していきます!
最短で『打ち方』を習得するための練習方法は、ある工夫をして”素振り”をすることです!
”素振り”とは、自分一人でバット振る練習方法ですが、最速でレベルアップするための素振りは、単純にバットを振るだけではありません。
追加でやって欲しいことが2つあります。それは、
- 1つ目は、ティーなどにボールを置いて、ボール目掛けて振る
- 2つ目は、背丈長の鏡を置いて、自分のフォームを見ながら振る
ことです!
練習方法①:ティーなどにボールを置いて、ボールを目掛けて振る
「ティーなどにボールを置く」というのは、実際にボールを打つわけではなく、ボールを打つイメージをするための目標に使います。ティーが無い場合は、それ以外の何かにボールを置いてもOKです。
ただ単に素振りをするよりも、「打つ」イメージがしやすくなる効果があります。また、高さやコース(インコース、アウトコース)を変えることで、真ん中以外のボールを打つイメージもできます。
ティーに置いたボールに向けてスイングをするときに、1点注意して欲しいことがあります。それは、ボールの内側を打つようにスイングをすることです。
写真に印をしている通り、右打ちであればボールの左半分、左打ちであればボールの右半分を打つイメージでスイングしてください。
そのように素振りをすることで、バットが体の近くから出てくる、いわゆるインサイドアウトの綺麗なスイングになります。
練習方法②:背丈長の鏡(姿見)を置いて、自分のフォームを見ながら振る
「背丈長の鏡を置く」というのは、すでにおわかりの通り、自分の素振りがどのようになっているかを、自分で知るためです。
自分のスイングを修正していくときに、自分のスイングが今どのような状態になっているかを知るのは、レベルアップのために必須です。
私自身も何度も鏡の前で素振りを繰り返し、より良い打ち方に修正していきました。これは野球経験者、初心者関係なく必要なことなので必ず実践してください。
鏡が準備できなければ、スマホなどで動画を撮って後から確認する方法も効果的です。鏡がより効率がいいですが、動画で取る方法もバッティングフォームチェックには有効なので、是非活用してください。
この2つを意識して素振りすることで、より効果的な素振りになり、最速でレベルアップすることができます!
場所の関係で2つをまとめてできない場合は、ティーの素振りと、鏡の素振りを分けてやっても効果がありますので、やりやすい方で練習してください。
必要な道具は、ネットで購入できる物ばかりで、すぐ揃えることができるのでご安心ください!
野球初心者がよりレベルの高い『打ち方』を身につける方法
ここからが、野球初心者が『打ち方』を身につけるための方法で最も重要なポイントです。
それは、プロの練習動画を見て、正しい『打ち方』をイメージしてから練習することです。
これは野球に限らず、何か新しいスポーツを始めるときには必須のアプローチで、お手本となるプロスポーツ選手の動きを見てイメージしてから練習してください。
まずプロ野球選手の正しい『打ち方』の知ってから練習することで、練習の効率が向上し、変なクセがつくのも防ぐことができます。
野球を始めると、複数の野球経験者から、様々な視点で、色んな指導を受けると思いますが、逆にその指導で混乱することが多いです。
間違ったことを言っている人は少ないですが、やはりプロの動きに勝るお手本はありません。
なので、まずプロの『打ち方』をじっくり見て、正しいイメージを持ってから、素振りで自分の動きを修正していくのが、初心者が最速で『打ち方』を身につける方法なんです!
YouTubeにプロの練習風景を、スローモーションで撮影した動画がアップされてますので、良いものをリンクで貼っておきます!
野球初心者必見!『打ち方』打ち方のお手本になるプロ野球選手の動画
右打ち
左打ち
初心者必見!野球の『打ち方』を徹底解説 まとめ
ここまで読んでくださったあなたは、野球の『打ち方』について理解できたと思います!バッティングは野球の花形なので、理解してもらえればより野球を楽しめるでしょう!
また、今回紹介した練習方法を実践してもらえれば、変なクセがつくこともなく、色んな人の指導で迷うことなく、野球の『打ち方』が身につきます。
バッティングは、野球の中でも特に難しいですが、この練習を続けることで、しっかりとした『打ち方』が身につき、試合で結果を出せるレベルにどんどん成長していくことでしょう。
ピッチャーのレベル差はありますが、一流のプロ野球選手でも3割程度しか成功しないのが、バッティングです。
なので、これから野球を始める人は、最初はヒットやホームランが打てなくてもいいので、地道に練習していってください。
今回解説した練習方法で、地道に練習を重ねて、是非素晴らしい野球人生のスタートを切ってください!