初めて野球道具を買おうとしているあなた!道具選びで悩んでいませんか?
そんなあなたへ、野球歴20年の私が野球道具の選び方をわかりやすく解説します!!
前回のグローブに続いて、今回はバット編です。
この記事では、
- バットにどのような種類があるかわかります!
- あなたにあった選び方がわかります!
- 私のおすすめのバットを紹介します!
野球を始めようと思っているあなた!必ず最後までこの記事を読んで、より良いスタートを切ってください!
[kanren postid="1772,1867,2355"]Contents
バットって何?
野球のバットを知らない人はほとんどいないと思いますが、初めてのあなたに少しだけ解説します。
まず野球のバットとはこれです!!
引用:ミズノ 公式ホームページ
バットは、攻撃のときに使用する道具で、バットを使って相手のピッチャーが投げてきたボールを打ち返します。
次はバットの部位について説明します。まず写真を見てください!番号を付けた場所にで呼び方が別れています!
下から順に言うと、グリップエンド、グリップ、根元、芯、トップというような呼び方をします。
①グリップエンド
グリップエンドは、呼び名の通りグリップの一番下(最後)の部分を指し、バットを振ったときに、手からバットがすっぽ抜け無いように、手に引っかかる作りになっています。
②グリップ
グリップは、バットを手で握る部分のことです。
金属バットだと、ゴムの滑り止めが巻かれていて、木製バットでは、グリップガードという松ヤニでできた滑り止めを塗ってバットが滑らないようにしています。
③根元(根っこ)
バットの中でグリップに近い部分を、根元(根っこ)と呼びます。
実況が"つまった当たりっ!!"と言うのを聞いたことがあると思いますが、それはバットを振るのが遅れて、この根元に当たったことを言っています。
ここに当たると、ピッチャーが投げたボールの勢いに負けて、打球(バッターが打ったボール)は弱くなります。
硬式ボールだと、手に衝撃がきてすごく痛いです、、笑
④芯
芯は、バット中でボールが当たると一番飛ぶところです。バッターは、ピッチャーが投げたボールを芯で捉えられるようにスイングします。
芯に当たると強い打球が飛びます!なので、プロ野球や高校野球で観られる柵越えのホームランは、ほとんどがボールを芯で捉えた結果だと言えます!
⑤トップ(ヘッド、先っぽ)
トップは、名前の通りバットの先端部分を指します。
根元と同じで、ここで打ってもボールは飛ばず、手がめっちゃ痛くなります。
金属バットでは、先っぽにヘッドキャップというキャップが付いています。
これだけの部位が分かっていれば、野球観戦していても、バットに関する用語は理解できるでしょう!
バットには種類がある?
野球をするといっても、少年野球からプロ野球まで、そのステージは幅広いです。
また、野球のバッターには、イチロー選手のように、ヒットを量産する人や、松井選手のようなホームランバッターなど、いろんなタイプのバッターがいます。
そのため、バットには様々な種類があるんです!
その主な違いは、
- 素材
- 重さのバランス
- 太さ
が挙げれますが、バット一本一本に微妙な違いがあり奥が深いんです!
まず一番大きな違いは素材!
あなたが見てすぐにわかる違いは、素材です。大きく分けると金属バットと木製バットに分かれます。
木製バット
あまり意識していないと思いますが、テレビで一番目にしているのが、この木製バットです。
引用:ミズノ 公式ホームページ
なぜなら、プロ野球選手が使っているのが、木製バットだからです。
木製バットは、一般的に大学、社会人、プロが使っています。その分、金属バットに比べて、扱うのが難しいバットです。
木製バットは、芯に当たらないと飛ばないですし、重く、何より折れます!私も大学野球をやっていたときに、良くバットを折り、親の脛をかじりまくりました、、笑
ただ、慣れると打った感覚が気持ちよく、技術も向上するので、試合で金属バットを使う人も、練習では木製バットを使うことをお勧めします!
金属バット
高校野球の甲子園で、カキーーンと響く気持ちのいい音。その音を奏でるのが金属バットです。
引用:ミズノ 公式ホームページ
金属バットは、木製バットを使っている、大学、社会人、プロ以外で幅広く使われています。
木製バット以外をまとめて、金属バットと呼ぶことが多いですが、素材は様々で、カーボンやゴムでできたものもあります。
木製バットとの違いを挙げると、割とどこに当たってもよく飛びます。当然芯が一番飛びますが、それ以外のところに当たってもそれなりに飛ぶので、木製バットよりも難易度は低いです!
打者のタイプによって選ぶべきバランスが変わる?!
バットの素材は野球をするステージによって別れていましたが、重さのバランスは打者のタイプによって別れています!
バランス以外にも、太さなども違いがありますが、ここでは打者のタイプを分ける一番の要素であるバランスについて説明します。
重さのバランスは、重心の位置とも言えます。バットの重心位置がどこにあるかによって、3種類に分類されています。
- トップバランス(重心:先端寄り)
- ミドルバランス(重心:真ん中)
- カウンターバランス(重心:グリップ寄り)
トップバランスは、松井選手のようなパワーヒッター向けで、カウンターバランスが、イチロー選手のようなアベレージヒッター向けになります。
ミドルバランスがその中間ですね。
持ってみるとわかりますが、バット全体は同じ重量でも、トップバランスの方が重く感じます。その分バットに力が伝わるので、飛距離を出すのに向いています。
カウンターバランスはその逆で、比較的に軽くなりますので、扱いやすい特徴があります。その反面、トップバランスに比べて飛距離は落ちます。
私の印象としては、カウンターバランスは種類も使ってる人も少ないので、主な選択肢はトップバランスかミドルバランスになると思います。
ここまで説明した通り、バットを選ぶときは、主に重さのバランスに注目して選んでいきましょう!
余談ですが、私の現役時代はカウンターバランスではなく、手元バランス?とか呼ばれていた気がします。。勉強しないと乗り遅れそうです。。
あなたにぴったりのバットの選び方
野球歴20年の私からバットの選び方を伝授します!
バットの種類について説明しましたが、実際のところ、それはあくまで目安でしかありません。
野球を続けていくと、自分のタイプからバットを選ぶというより、結果的に使いやすいバットが、トップバランスだったりミドルバランスだったりするというイメージです。
なので、まずは自分が野球をするステージから選ぶバットを絞り、あとは店頭に並んでいるバットで、一番振りやすいものを選ぶ!それに限ります。
「振りやすい」というのは、かなり感覚的ですが、実際降ってみると、気持ちよく振り切れるバットと、変な重さを感じたり、引っかかるような感覚がしたりしますので、試してみてください。
初心者の方であれば、タイプも何も無いので、尚更振りやすいものを選んだ方が良いでしょう。
ただ、軟式なのに硬式用とか、買ったバットが試合で使えないなどの、見当違いなことにならないよう、これまで説明した内容はしっかり覚えておいてください!!
より安く買うコツとしては、店頭で振りやすいバットを見つけておいて、同じ型番のものをネットで買う。これに限ります。
同じ型番であれば、基本的には振りやすさも変わりませんので、より安いものを買いましょう。
どうしても選びきれないという方は、この後私が紹介する名バットを買うことをおすすめします!
私のおすすめのバットを紹介します!
ここでやっと私のおすすめのバットを紹介します!結局自分で選ぶのは難しいというあたなに向けて、軟式用の金属バットを紹介します!
軟式用はミズノのビヨンドマックスなど、高いものは3〜4万円します。いきなりそれを買うのはハードルが高いので、お手頃且つ人気のモデルを紹介します!
ミズノ Vコング
ミズノのVコングは、高校通算87本塁打を放った中田翔選手が高校時代に愛用したと言われる名バットで、紹介するのはVコングシリーズの軟式版です!
価格は15,000円程度と金属バットの中でもお手頃な価格です。しかもミドルバランスなので、誰にでも合うバットだと言えます!
なので、初めて買うバットでオススメの一品です!
SSK スカイビート
SSKスカイビートも、Vコングに負けず、高校野球でよく見かける人気のバットです。
こちらもミドルバランスで操作性に優れるので、誰でも使いやすいバットです。
価格が12,000円程度とVコングよりも安いところもオススメのポイントですね!
ここで私が紹介したバットを選んでもらえば間違いないでしょう!!
ただし、先程も言ったようになるべく店頭で実際に振ってみてから選ぶことをおすすめします。
バットの選び方 まとめ
今回書いたことを知っていれば、あなたもかなりの野球バット通です!あとは実際に使ってみて、いろいろな経験するだけですね。
野球を続けていくと、最初振りやすいと思っていたバットが、振りにくくなったり、仲間のバットの方が振りやすかったりと、変化や新たな発見は付き物です。
それは、バットを選び間違えたのではなく、成長したと思ってもらえればいいでしょう!
特にこれから野球を始めるあなたには、より良いスタートを切って欲しいです!!他にも野球道具の記事を書いてますので、それを読んでから準備をしてください!
いい道具に出会って野球をより楽しみましょう!!
[kanren postid="1772,1867,2355"]