野球の道具選びは難しいですよね?そんな悩みを抱えるあなたへ、野球歴20年の私が野球道具の選び方をわかりやすく解説します!
今回はグローブ編ということで、グローブの種類から費用までわかりやすく解説します。
こんな方におすすめ
- 野球のグローブにはどんな種類があるか知りたい!
- 何を基準にグローブを選べばいいか知りたい!
- どのグローブを買えばいいか教えて欲しい!
これから野球を始めようと思っているあなた!より良いスタートを切れるよう、しっかり最後まで読んで、自分にあったグローブをゲットしてください!
野球用グローブの人気メーカーをまとめた記事もあるので、グローブ選びの前に是非チェックしてください!
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Contents
初心者でもわかるグローブの選び方:グローブって何?
野球のグローブを知らない人はほとんどいないと思いますが、初めてのあなたに少しだけ解説します。
野球のグローブとは、これです!
引用元:ミズノ公式ホームページ
右投げの人は左手に、左投げの人は右手に着けて、バッターが打った球や味方が投げた球を捕るために使います。
グローブを着けることで、球から手に伝わる衝撃を和げて、より広い範囲のボールを捕ることができるようになります。
昔のグローブはこんな形でした!(戦前くらいのグローブです)
グローブはここから始まり、以下のグローブに求められる要素を追求していく中で、今の形に進化しました!
グローブに求められる要素
- 球の捕りやすさ
- 球を捕った後、投げる手への持ち替えやすさ
- 軽さ
- 丈夫さ
- 柔らかさ
初心者でもわかるグローブの選び方:グローブには沢山の種類がある!?
先程グローブに求められる要素として、捕球しやすさ、球の持ち替えやすさなどを紹介しましたが、どれを重視するかの優先度は守備のポジションによって違います。
そのためグローブは、ポジションによって形やサイズが違い、沢山の種類があるんです!
大きく分けると、
キャッチャーが使うキャッチャーミット
ファーストが使うファーストミット
その他内野手と外野手が使うグローブ
の3つに分けられます。(さらに細かく言うとピッチャー用もありますが、内野手・外野手用とほぼ同じなので、ここでは省略します)
①キャッチャーミット
引用元:ミズノ公式ホームページ
キャッチャーは、ピッチャーが投げる球を捕るのが主な仕事で、他の野手と違ってバッターが打った球を捕る機会がほとんどありません。だから、他のグローブと形が違うことはイメージしやすいでしょう。
守備の特徴としては、1試合で100~200球程度の球を捕る必要があるので、他のポジションより手への負担が大きくなります。
また、一番ボールに触れ、さらに盗塁などで瞬時にボールを投げる必要があるため、捕球した後に、投げる手に持ち替える速さが求められます。
そのため、キャッチャーミットは、皮が分厚く、ポケット(中央の捕球場所)が浅く、特徴的な丸っこい形になっています。
手への衝撃を和らげるために皮を分厚くして、球の持ち替えがしやすいようポケットが浅めの設計となっています。
皮が分厚い分キャッチャーミットは重たいですが、キャッチャーは他の野手と違って走って捕るような動作が少ないため、厚さなどが優先されています。
キャッチャーミットの特徴
- 皮が分厚くて重い
- ポケットが浅い
- 特徴的な丸っこい形
②ファーストミット
引用元:ミズノ公式ホームページ
ファーストは、バッターを一塁でアウトにするために、ベースに足を付けた状態で捕球するフォースプレーが最も多いポジションです。
ベースに足を付けた状態だと、動ける範囲が限られるので、より広い範囲のボールを捕るために、ファーストミットは長い作りになっています。
内野手の中でもバッターとの距離が近く、比較的速い打球が来る(動く時間がない)という意味でも長くする必要があります。
また、捕球する回数が多く、送球に負けないようにするため、キャッチャーミットほどではないですが、やや分厚く重い作りになっています。
ファーストミットの特徴
- 比較的に長い
- やや皮が分厚く、重い
③その他内野手と外野手のグローブ
その他のポジションのグローブも、そのポジションの特性によってグローブの形が違います。
主な違いは、グローブの長さです。長い順で言うと、外野手用→サード用→ショート用→セカンド用になります。
グローブの長さは、主にポジションによって違う、
- ボールを捕る(捕球)姿勢
- 求められる(グローブから投げる手への)球の持ち替えの速さ
- バッターからの距離
によって変わってきます。
外野手用グローブ
外野手は、内野手と比べて高い姿勢でボールを取ります。
引用元:https://i2.wp.com/xn--odkig3fli8641erzf08xdgre0sozdl78ik6e.com/wp-content/uploads/2015/04/イチロー.png
イチロー選手の捕球姿勢ですが、外野手は速く遠くに送球する必要がありますので、あまり腰を落とさずに高い姿勢でボールを捕る必要があります。
また、当然ボールの持ち替えは速い方がいいですが、外野手は遠くに投げるために大きくステップを踏むので、ボールを持ち替える時間が十分にあります。
そのため、外野手用のグローブは長く、ポケットが深い作りになっています。
外野手用グローブの特徴
- 比較的に長い
- ポケットが深い
サード用グローブ
サードは、ファーストと並んでバッターから近いポジションです。必然的に打球が速くなるので、走ってボールを捕るというより、反応して捕るような機会が多くなります。
また、最も送球する回数が多い一塁が遠いので、外野手と同様に遠くに投げるためのステップをしっかし踏みます。
それらを考慮し、外野手よりは短いですが、グローブは長くポケットが深い作りになっています。
サード用グローブの特徴
- 内野手の中で一番長い(外野手用よりは短い)
- 比較的にポケットが深い
セカンド・ショート用グローブ
グローブの中ではこの2ポジションのグローブが最も短くなります。
この2ポジションに共通して言えるのは、以下3点です。
- 捕球姿勢が低い(腰を落として捕球する)
- 速く球を持ち替える必要がある。
- 移動距離が多い。
そのため、グローブは短くて軽く、ポケットが浅い作りになっています。セカンドの方が、上記3つの要素がより強いので、セカンド用のグローブが一番短くなります。
セカンド・ショート用グローブの特徴
- 比較的短い
- 軽い
- 比較的にポケットが浅い
初心者でもわかるグローブの選び方:野球初心者はどんなグローブを選べばいい?
グローブにたくさん種類があることを紹介したので、初めての人は「じゃあ、どれを選べばいいんだよ?」と逆に悩んでしまったのではないでしょうか?
でも安心してください。うま球くんが話している通り、初心者のあなたには、どこのポジションにも対応している「オールラウンド」のグローブがあります!
引用元:ミズノ公式ホームページ
オールラウンドグローブは、サード用と同じくらいのサイズで、内野・外野どのポジションでも対応できます。
細かくグローブの種類を紹介してきましたが、特にルール上の決まりはありませんので、オールラウンドグローブで守って問題ありません。
そもそも初めて野球をする人は、ポジションも決まってないので、各ポジション用のグローブは選べませんよね?(笑)
キャッチャーミットや、ファーストミットは特殊なグローブなので、だいたチームで購入するため、その点も心配ありません!
野球を続けていくうちに、自分のポジションが決まってきて、そのポジションのグローブが欲しくなってから買えばいいんです。
当然、私も小学校のとき初めて買ってもらったグローブはオールラウンドです!
というわけで、初めて野球をするあなたは、まずオールラウンドグローブを選びましょう!!
野球歴20年の私がおすすめのグローブを紹介します!!
先ほど初心者の人にオールラウンドグローブを紹介しましたが、初めて買う人と、ある程度野球を経験してから買う人とでは、選ぶグローブが変わってきます。
なので、初心者と経験者それぞれに私おすすめのグローブを紹介します!
野球のグローブには、ボールの違いによって軟式ボール用と硬式ボール用がありますが、ここでは草野球で使われる軟式グローブを紹介します!
初心者向けのおすすめグローブ
初心者の人は、まず先ほど紹介した"オールラウンドグローブ"を選んでください!
また、初めから高価なグローブを買う必要はありません。野球をある程度経験して、自分のポジションや使いやすいグローブがわかってきてからで十分です!
あとは、とにかく安いグローブにするか、有名なメーカーの安めのグローブを選ぶか、それはあなた次第です!
この2通りで私のおすすめを紹介します!
①とにかく安いグローブ
軟式グローブで価格だけを求めれば、2,000円〜3,000円代でグローブは買えます!めちゃくちゃ安いですよね?しかも、問題なく使えるので、初めは価格だけを求めてもいいでしょう。
具体的にはこれっ!!
イグニオのグローブは我が家にもありますが、特に問題なく使えます。そしてとにかく安い。。
あなたが野球チームに入ってがっつりプレーするわけではなく、キャッチボールをする程度というのであれば、絶対安いグローブを選ぶべきです。
注意ポイント
ネットで買うときは、間違ってサイズの小さい"少年用"を選ばないように注意してください。値段が極端に安いのは大体"少年用"です。
②有名メーカーの安めのグローブ
野球チームに入ってプレーするなら、ある程度有名なメーカーのグローブを使ったほうがいいでしょう。
何かを始めるときは、形から入ってモチベーションを上げるのも大切です。
有名メーカーであれば、基本的に失敗することはないので、最初は「好きな野球選手が使っているメーカー」「うまい先輩が使っているメーカー」ぐらいの選び方をすればいいと思います!
野球のグローブメーカーについて知りたい方は以下記事をチェックしてください!
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それでも選べない!!という人に私がおすすめするのは、王道の"ミズノ"。やっぱり、有名なだけあってミズノのグローブは使いやすいです。
有名メーカーのグローブは、安くても10,000円以上しますが、ミズノでは10,000円を切るグローブもあるんです!
いいメーカーでこれ以上安いグローブはないでしょう。
先ほども言いましたが、これより安い物は、"少年用"でサイズが小さくものになりますので、ネットで買う場合はご注意ください!
カラーをある程度選びたい場合は、少し高くなりますが、以下がおすすめです。
ミズノであれば、クオリティーに間違いはありませんので、高過ぎず、使いやすいグローブを選びましょう!
経験者向けに私がおすすめするグローブを紹介!
実は経験者におすすめする"これ"といったグローブはありません。
理由は、"オーダーメイド"のグローブにして欲しいからです!
グローブ選びには以下3つの重要なポイントがあります。
グローブ選びのポイント
- 手のフィット感
- 機能性(軽さや形状)
- 耐久性
有名な野球メーカーであれば、機能性と耐久性は十分に備えていますが、既製品のグローブでは、もう一つの要素である「手のフィット感」が満足できない可能性があります。
なので、経験者にはオーダーグローブがオススメなんです!!
さらに、野球を長いことプレーしていると、自分の好きな形や色などから、憧れのグローブが見えてくると思います。
その希望を叶えられるのもオーダーグローブの大きなメリットです!
なので、2つ目、3つ目のグローブからは、オーダーメイドで作るようにしましょう!
金額は30,000〜40,000円くらいでオーダーできます。
当然既製品よりは高くなりますが、あなたに合った、お気に入りのグローブになること間違いなしです!
個人的には、"ミズノ"をおすすめしますが、通なあなたは"久保田スラッガー"の野手用グローブや、"ハタケヤマ"のキャッチャーミットなどを選ぶのも良いでしょう。
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革製品で手作りの部分も多いので、既製品だからといって、全て同じ形ではないんです。
全く同じ製品でも、手を入れたときのサイズ感や、握ったときの形が違うので、絶対に一度手にはめてみてください!これは絶対です!
初心者でもわかるグローブの選び方:まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。この記事でグローブの種類から選び方まで、おわかりいただけたと思います!
特にこれから野球を始める!というあなたには、グローブについてよく知ってから、最高のグローブに出会って欲しいです。
なので、初めは安くて使いやすいグローブを選んで、ある程度野球を経験してから、オーダーメイドをする。という流れがベストですね!
わからないことがあれば、コメント等で気軽にご連絡ください!一応野球を20年もやってるので、大体のことはわかります!
それでは、いい道具に出会って、より野球を楽しんでいきましょう!!
初心者の方に向けて、野球が上達する練習方法や、ルールを解説した記事も書いてますので、一緒にチェックしてみてください!!
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